スーツを着る際に、どんなネクタイを合わせるべきかと悩んでしまう人も多いでしょう。
もちろんその日のシチュエーションを考えた上で選ぶことになりますが、シャツとネクタイが今ひとつ合っていないとコーディネートに納得できないという時ありませんか?
ネクタイとシャツが合っていないと全体のバランスも悪くなり、スーツがカッコ悪い着こなしになってしまいます。
そこで、今回はネクタイとシャツのお洒落な組み合わせ方を紹介していきます。 毎日の組み合わせに頭を抱えていた人は、是非参考にしてみてください。
ネクタイとシャツを組み合わせる場合の基本ポイント
ネクタイとシャツの組み合わせが分からないという人に、基本的なポイントを紹介します。
これらのポイントを参考にすれば、トータルバランスが綺麗に取れるのでスーツがカッコ良く着こなせるでしょう。
全身で柄は2カ所までにする
スーツを含め、シャツとネクタイ全てに柄があるとバランスを取るのが難しくなります。
例えば、スーツがストライプの場合にはシャツは無地にして、ネクタイには柄を取り入れるなど柄の入る場所を2カ所にするのです。
もちろん全て柄にしてもトータルバランスが取れるようなスタイリッシュな着こなしもありますが、基本的には柄を2カ所までにする方がスッキリ見えます。
自身のスーツの着こなしを見直して、柄を2ヶ所までに決めておきましょう。
困ったら片方を無地にする
シャツとネクタイの組み合わせがいまいち決まらないという場合には、シャツもしくはネクタイの片方を無地にしましょう。
特にネクタイに柄を選びたい場合には、白シャツを合わせることで基本的にはどんなネクタイでも合わせやすくなります。
白シャツは、ネクタイの色合わせに悩む必要もなくなるので困った時に便利です。
片方を無地にするだけでも見栄えがスッキリするので、無理に柄同士を組み合わせる必要はありません。
色がまとまらない時は、シャツとネクタイのカラーを合わせる
全体的に色のまとまりが悪いと感じた場合には、シャツとネクタイのカラーを合わせましょう。
全く同じ色というわけではなく、同系色で揃えるだけでも統一感が出てスッキリとします。
サックスブルーのシャツを選ぶ際には、ブルー系のネクタイを選ぶというように色を合わせると失敗がありません。
また、ネクタイのベースカラーをシャツの色と合わせるのではなく、ネクタイの柄に入っている色とシャツの色を合わせてもまとまりが出ます。
例えば、ベースがブルー系のネクタイでもストライプ柄が薄いピンクが入っているような場合であれば、ピンクのシャツを合わせても綺麗にまとまります。
上級者の着こなしをしたい場合のポイント
基本的なシャツとネクタイの組み合わせについて紹介してきましたが、基本の着こなしだけを続けていてもメリハリがありません。
基本を押さえながらも上級者のような着こなしもたまにはしてみたいと考える人も多いでしょう。
スタイリッシュに上級者のような着こなしも出来るようにするために、以下のポイントを押さえると良いと思います。
反対色で組み合わせる
基本編では同色で組み合わせる方がまとまりがあると紹介しましたが、スタイリッシュな着こなしにしたいという場合には、あえてシャツとネクタイを反対色にしてみるといいでしょう。
反対色同士で組み合わせることで、どちらも引き立たせることができるのです。
例えば、シャツがサックスブルーの場合にはイエローやオレンジ、レッド系のネクタイを選びます。
そうすると、ネクタイが引き立ってお洒落なコーディネートに仕上がるのです。
ただし、反対色で組み合わせる場合には、スーツを含めて2色に抑えなくてはいけません。
スーツとネクタイは同色にしたり、シャツとスーツを同色にして2箇所は統一感を出すようにしましょう。
オールストライプなら全てが柄でもOK
シャツやネクタイの柄の中でもストライプ柄は、最もシンプルな柄です。
柄を組み合わせる場合は、スーツを含めて2カ所のみにすべきだという話をしましたが、ストライプ柄であればスーツ・シャツ・ネクタイの3カ所全てが柄になってもバランスが取りやすくなっています。
それぞれのストライプの太さは変えるようにして強弱をつけ、カラーは同系色にすれば全てがストライプ柄になってもうるさいコーディネートにはならないのです。
同じストライプ柄でまとめていいならチェック柄でもできるのではないかと考えられてしまいますが、チェック柄の場合は散漫な印象になってしまいます。
そういった場合には、シャツだけストライプや無地にするなどして変化を付けましょう。
まとめ
ネクタイとシャツの組み合わせは難しいと考える人も多いですが、紹介したポイントを押さえておけば誰でもカッコよくスーツを着こなせるようになります。
もう一度自身のクローゼットのシャツとネクタイを見直してコーディネートを考え直してみてください。
ネクタイのバリエーションを増やしたいという場合には、スタイルイコールがおすすめです。
質の良いネクタイを低価格で購入することができるので、コーディネートの幅も広げられるでしょう。