【豆知識】GUCCI(グッチ)を学ぶ┃定番ラインやオススメ名刺入れをご紹介


  
「GUCCI」ラグジュアリーブランドとしてあまりにも有名なのでその名前は皆さんご存知だと思います。
しかし、ブランド自体の魅力を理解して手に取れば一層グッチのアイテムを扱うことに楽しみを見出せると思います。
買うと買わざるとに関わらずグッチの製品を検討する際はぜひグッチというブランドの歴史やこだわりにも目を向けてみましょう。
 

GUCCIとは


 
GUCCI(グッチ)は1921年にグッチオ・グッチがフィレンツェで創業したことが起点になっています。(もうすぐ100周年を迎えるんですね)

当初はイギリスやドイツの革製品の輸入販売するその傍らグッチオが自身のアトリエで革製品のリペアを行っていました。
修理の質がよかった事もあり富裕層からの好評を得てフィレンツェの人気店としての地位を確立し、その後、何度も危機に瀕しながらヨーロッパのみならずアメリカ、アジアでも人気の世界的なラグジュアリブランドへと成長して現在に至ります。
 

GUCCIを支えるフィレンツェの職人魂

GUCCIの本拠地はトスカーナの州都フィレンツェにあります。
ルネサンスの中心で芸術の都とも言われる地です。
規則を嫌い、個人主義的な傾向を持っていて、製品にもその性格が現れています。
また、創意工夫によって新たな技術を開発していく革新的な性質も持っています。

フィレンツェ職人のイノベーションがGUCCIを支えた有名な逸話があります。

第二次世界大戦時にムッソリーニ率いるイタリア軍がエチオピアに侵攻したことがキッカケでイタリアは海外からの輸入ができなくなりました。
グッチオ・グッチは海外の革製品の輸入販売をしていたので仕入れが滞ります。
その中で、GUCCIは自前で商品を作る事に活路を見出しました。
そして生まれたのが、バンブーバッグやキャンバス地のバッグ、それにGGパターンといわれるグッチオ・グッチのイニシャルを型押ししたレザーが誕生します。
今でも人気の製品たちは窮地に立たされたフィレンツェの職人たちのアイデアから生まれています。

GUCCIの製造

GUCCIの製造はトスカーナ地方での製造にこだわっており、中小のファミリー企業郡が中心になって製造を担っています。
創業者のグッチオ・グッチ自身が職人でもあったので高い品質、こだわりの品質を重んじる文化があり、それが現代の職人たちにも継承されています。
また、職人たちはみなが全工程の訓練を受けています。
例えば職人が一人でバッグを作る事もできるという事です。
一般の工場などですと、工程は細分化されており、工員はそれぞれ1つの工程のみを行うので全工程を行う指導を受けた職人はめったにいません。

GUCCIの職人たちはもちろん、技術もすばらしいのです。
天然の革は厚みが均一ではありません。
彼らは革の表面を削いで厚みを整えています。
これをおこなう事で後の工程を行いやすくしたり、完成後の外観が美しくなる様に工夫しています。

縫製でも、縫い始めの位置と縫い終わりの針穴の位置を同じになる様にして切った糸を穴に隠し、糸始末の場所がわからないようにしています。
これもまた非常な技術を要します。

また、革のカットでは金型を作ってそれを機械で抜くことが一般的だが、クロコ革などのプレシャスレザーでは特性ナイフ1本で職人が型紙に沿ってカットしているんです。
 

GUCCIの研究開発部門

GUCCIでは、最高の革にユニークな加工をする為に研究部門を設けて研究を行っている。
グッチのイノベーティブな製品はここから生まているというわけです。
また、レザーのみでなく、竹やジーンズなどの研究施設も存在していて、バンブーバッグで蓄積された竹の加工方法をバッグ以外の製品に応用するなどの研究も行われます。
  

GUCCIのおすすめ名刺入れ


 
メンズ
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シンプルな設計でGGのロゴも上品に施され、ケバケバしさもなくビジネスシーンにピッタリです。

 
レディース
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メンズと同じく、主張が強くないからこそ気品が漂うデザインです。
センスの良さを感じてもらえると思います。

  

GUCCIの定番ライン(まとめに代えて)

最後にGUCCIの定番ラインの中でのおすすめを紹介します。
ここまで読んできたあなたはもうGUCCIというブランドの歴史やあり方を知って、見た目や品質に加えて、背景のシナリオも併せて愛せるようになり、ちょっぴりhappyに製品を使えるはずです。

ウェブ


緑赤緑の三本線のライン。

グッチシマ


GGの型押しを施したライン。

GGキャンバス


GGのモノグラムを施したキャンバス地。
 

参考資料

「GUCCI公式サイト」
『GUCCIの戦略』長沢伸也

コスパの高い名刺入れはこれだ おすすめブランドと選ぶときのポイントを紹介

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