ネクタイの基本!プレーンノットについて知ろう

スーツをカッコ良くビシッと着ることは、「できる男」「カッコいい男」といった印象を与えることができます。

スーツ自体はもちろんですが、中心部分にくるネクタイがきちんと結べていなければスーツ姿が決まりません。

ネクタイを結ぶことが苦手な人も、ネクタイ初心者の人も絶対に押さえておきたい基本の結び方である「プレーンノット」について結び方など詳しく解説していきます。

ネクタイを結ぶ時の注意点

プレーンノットについて知る前に、ネクタイをカッコよく結ぶための基本的な注意点について知っておきましょう。

この基本を押さえておくだけでも、ネクタイが綺麗に結べるようになります。

シャツは第一ボタンまで留める

ネクタイを締める前に、シャツは第一ボタンまでしっかりと留めていますか?

シャツのボタンを一番上まで留めると苦しいからと留めずにネクタイを締める人もいますが、ネクタイを締める時には第一ボタンまでしっかりと留めることが基本になります。

ボタンを上まで留めずにネクタイを締めれば、結びも綺麗に結ぶことが出来ずにだらしない印象になってしまいます。

もし第一ボタンまで留めると苦しいという場合には、シャツのサイズが合っていない可能性があります。

自分の首のサイズに合ったシャツを選びましょう。

ネクタイを上まで締める

ネクタイをきちんと結べていない人の多くは、ネクタイを上までしっかりと締め上げられていない可能性があります。

シャツとネクタイの間に空間が出来ていないか確認しましょう。

苦しくなるほど締め上げる必要はありませんが、シャツとネクタイがピッタリとくっついている状態がベストです。

結び目を片手で押さえながら、小剣を引っ張ると結び目を上に締めることができます。

結び目はしっかりと結ぶ

ネクタイが上まで締め上げられていても、結び目がしっかりと結べていなければVゾーンの雰囲気が悪くなります。

結び目がしっかりと結べていなければ、プレーンノットの結び方を学んでも結び目が大きくなったり、緩くなるので不格好です。

大剣を引っ張って結び目はしっかりと結ぶようにしましょう。

プレーンノットとは

そもそもネクタイの結び方で使われる「ノット」とは、結び目のことを指します。

ネクタイを結ぶ時には、ノット部分がポイントになります。

ネクタイの結び方で基本中の基本とされているプレーンノットの結び方を解説します。

プレーンノットはどんな時に活用するのか

プレーンノットは、ネクタイの基本的な結び方なので、初心者であれば最初に学ぶ結び方です。

結び目が小さく、スッキリとしたラインを作ることができます。

ビジネスシーンはもちろんですが、就活や冠婚葬祭などあらゆるシーンで活用することができるので、男性としては必ず押さえておきたいものです。

きつく締めすぎると結び目が小さくなってしまうので、バランスを見て締めましょう。

プレーンノットの結び方

それでは、プレーンノットの結び方を説明していきます。

首に回したネクタイは、大剣の方を長めにして小剣の上にクロスさせましょう。

そこから小剣に巻き付けるように大剣を一周回して、前に持っていきます。

更に大剣を半周回して小剣の後ろに持っていき、首元のループ部分から大剣を下から上へと通していきます。

そうすると、正面下部に大剣と小剣によってループができるので、そこに大剣を通して下へ引っ張ります。

この時に、結び目も上へスライドさせれば完成です。

綺麗にプレーンノットを仕上げるためのコツ

プレーンノットを更にもう一手間加えて綺麗に結ぶためのコツがあります。

より綺麗にプレーンノットを作るためのポイントを知っておけば、スーツ姿も一層カッコよくなります。

大剣と小剣の長さを揃える

そもそも、ネクタイを綺麗に巻けていても大剣と小剣の長さが揃っていなければ、カッコ悪い印象を与えます。

しかも、長さが揃っていないということは、ノットの大きさが不格好になることに繋がるのです。

プレーンノットを正しく結ぶことが出来ていれば、ベルトとバックルあたりに大剣と小剣の長さが揃うようにできるでしょう。

大剣と小剣の高さを揃えることで綺麗に締めることができるので、意識してみてください。

ディンプルを作る

ディンプルとは、ネクタイの結び目の下に作るくぼみのことを指します。

首元をスタイリッシュかつスマートに見せるためには、ディンプルは欠かすことができません。

ディンプルを作るには、ある程度厚みがあり、ハリのある生地で作られているネクタイを選ぶことで綺麗なディンプルを作れます。

ただし、ディンプルを作っても崩れてしまうという人もいるでしょう。

 

崩れにくいディンプルを作るには、結び目は緩く作ります。

そこから親指と中指でネクタイを挟んでくぼみを作り、くぼみを維持しながら大剣を締め上げましょう。

最後に小剣を引っ張って結び目を上まで締め上げて完成です。

結び目の下に指を入れてディンプルを作る方法もありますが、こちらの方法の方が崩れにくく長持ちさせられます。

まとめ

ネクタイにはさまざまな結び方がありますが、基本のプレーンノットを綺麗に結べるようになることが大切です。

プレーンノットが綺麗に結べるようになれば、そこから応用して他の結び方も美しく仕上げることが出来るでしょう。

カッコいいスーツ姿にするためにも、プレーンノットの結び方を今一度おさらいしてみてください。

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