ネクタイは、ビジネスシーンや冠婚葬祭など社会人に取って欠かせないビジネスアイテムです。
スーツとどうやって合わせるかということに気を遣う人も多いですが、ネクタイの長さにまで気を遣えていますか？
正しい長さに調整できていないネクタイは、綺麗に結べていてもだらしのない印象になってしまいます。
ネクタイの正しい長さを知って、自分に合った長さに調整できるようにしましょう。
１．ネクタイの正しい長さとは
そもそもネクタイの正しい長さとはどれくらいなのでしょうか？
ネクタイの長さについて考えたこともない人も多いかもしれません。
まずはネクタイの一般的な長さや、結んだ時にどの位置にくるのが正しいのか知っておきましょう。
①：ネクタイのサイズや長さ
ネクタイには、レギュラータイやナロータイといったサイズがあります。
これらのサイズの違いは、ネクタイの幅です。
レギュラータイとナロータイでは、ナロータイの方が幅は細くなっています。
しかし、長さに関しては同じなのです。
一般的にビジネス用として販売されているネクタイの長さは、140㎝前後になります。
日本人の身長であれば、この長さで十分適度な長さであると言えます。
②：ネクタイの正しい長さ
ネクタイを結んだ時に、どのくらいの長さになれば適度なのでしょうか。
一般的には、長すぎると感じる場合は下半身にネクタイの剣先がきている場合であり、長すぎるとだらしない印象になります。
反対に、短いと感じる長さはベルトよりも上の位置にネクタイがある場合で、スタイルが悪く見えてしまいます。
ネクタイの正しい長さとされている基準は、「ベルトのバックルを隠す」くらいの長さです。
ネクタイの長さを適度に調整することは、ネクタイをつけるにあたって基本的なマナーになるので注意しましょう。
２．最適な長さに調整するための方法
ネクタイを最適な長さにするためには、ネクタイを購入する時に長さを気にするのではなく結ぶ際に気をつければ正しい長さに調整することができます。
ネクタイを正しい長さにするための方法を紹介していきます。
①：簡単に長さを合わせるための方法
ネクタイを結ぶ時に、長すぎず短すぎずに仕上げるためにはポイントを押さえれば一度で簡単に毎回同じ長さに結ぶことができます。
そのポイントは、ネクタイの裏側の縫い目です。
大半のネクタイの裏側には剣先よりも上の部分に縫い目があります。
この縫い目が、シャツの三番目と四番目の間にくるようにして結び始めれば、適度な長さになります。
しかも基準を決めているので、毎回同じ長さに結ぶことができるのです。
②：長い場合には結び方を変えてみる
インポートのネクタイや、海外で購入したネクタイの場合は日本のネクタイよりも長さの作りが長い場合があります。
ネクタイの結び方といえば、基本であるプレーンノットしか知らないと人も多いかもしれません。
しかし、ダブルノットやウィンザーノットなど他の結び方も覚えていると便利です。
ダブルノットであれば、プレーンノットの時とは違って２度巻き付けるので、長さを調整するのにも役立ちます。
ウィンザーノットは少し結ぶ工程が多くなりますが、その分ネクタイの長さも短くすることができるのです。
③：細い方を折り込んでしまう
結び方を変えても長さ調整が難しいという場合には、まずネクタイの太い方の剣先が適度な長さになるように調整しましょう。
そして、細い方の剣先が長く出てきてしまう場合には、折り込んでしまいましょう。
見た目にはあまり良くありませんが、ジャケットやベストを脱がなければ分かりにくいので、ネクタイの柄を見せたい場合などでは有効な方法です。
３．ネクタイを購入するならココがおすすめ！
ネクタイの正しい長さを知ることができれば、より一層ネクタイを楽しむことができます。
大人のマナーでもあるネクタイは、柄やカラーによって印象が変わるので、TPOに合ったネクタイを正しい長さで結べるように準備しておきましょう。
バリエーションを増やすのにピッタリな、おすすめのネクタイショップを紹介します。
①：STYLE=
ビジネスの小物アイテムを中心に展開するSTYLE＝のネクタイは、シーン別にカテゴリが分かれているのでTPOに合ったネクタイを選びやすくなっています。
しかも、まとめ買いも可能なのでビジネス用ネクタイを低価格でセット購入したい場合にはおすすめです。
結婚式などのパーティー用のネクタイもポケットチーフとのセット販売もしているのでとても便利です。
②：オリヒカ
スーツブランドとして国内でも知られているオリヒカでは、ネクタイのまとめ買いが可能です。
オリヒカの高品質のネクタイを自由に組み合わせてまとめ買いができるようになっているので、通販でもお得にネクタイを購入できます。
種類も豊富なので、まとめてビジネス用からカジュアルシーン用のネクタイも買うことができます。
４．まとめ
正しいネクタイの長さに調整して結べば、これまでのビジネススタイルとは一味違ったスーツスタイルに仕上がります。
大人のマナーとしてネクタイの正しい長さを知って、これまで以上にスーツスタイルを楽しみましょう。