まずは・・・
紳士淑女のみなさま、ごきげんいかがでしょうか。
温度計がすでに35℃を指しており、むしろ震えている
ネクタイ担当スタッフのタカです♪
みなさまが着用しているネクタイ。
元々は糸ですよね?
「当たり前だろ」
というご意見が聞こえてくるようです。
では、何をどうしたらネクタイになるかはご存知ですか?
「まず生地作りじゃない?」
そのとおりです!
しかし、どんな柄を作るのでしょう・・・
昔は紙、今はデータ
今回は「ジャカード織り」についてお話します。
縦糸に対して横糸を通すことで生地を作ります。
この横糸がどういった頻度で前に出てくるかを調整することで
模様を作るのが「ジャカード織り」です。
上の画像はこの「ジャカード織り」で
どのタイミングで横糸が前に出るかを調整してペイズリーやストライプといった
柄を作っているのです・・・
この生地を作るために必要なのは「ジャカード織機」
そして柄を作るために必要なのが「紋紙(もんがみ)」です
紋紙(パンチカード)に糸の本数分穴を開けてどう生地を織るか機械に指示するわけです。
今現在は織機もIT化され「紋データ」を作成して入力することで
その柄を作ることができます!
ちなみにですが「ジャカード織機」は「コンピュータの先祖」といわれています。
穴のある・なしが1・0に移り換わったと思うと確かにそう思えますね!
ワンポイントで柄が入っている・ワンポイントストライプが入っているネクタイがありますが
これは熟練した企画者が、緻密に計算して記事を製作しているんです!
ご自身がお持ちのネクタイで「ジャカード」のものもそんな視点で一度見てみると愛着がわきませんか♪