レザーグッズで選ぶ時に革について知っとくといい事

ぶっちゃけ、革の良し悪しを見極めるのは難しいです。

ワインの良し悪しと同じくらい難しいかもしれない。

革も天然物なので同種類のものでも全く均質じゃない。

必ず個体差はあるし、その差は大きい。

 

きっとそこに絶対的な答えはないんですが、僕なりに知っておくと役立つことを揃えてみました。

実用面を重視しるときに役に立つかなぁという情報です。

  1. 革の種類
  2. 経年変化
  3. エンボス加工

この3点をなんとなくでも知っていると、いい観察眼を持てると思います。

プレゼントをあげるときとかに意図あってレザーをチョイスすると一層よろこばれるはず。

では、以下で紹介していきます。

革の種類

Cow Leather/牛革

基本的にはCow(牛)が分かっていればほぼOKです。

身の回りの革製品ならかなりの確率で牛革です。

牛革もいくらか種類があるんですが、個人的に知っていてほしいのはカーフです。

牛の赤ちゃんの革で、めっちゃスベスベで手触りが最高なんです。

肌理(きめ)が細かいからスベスベなんです

参考までにカーフの写真も用意しました。

 

その他の牛革はベルトコンシェルジュのナガさんが

牛革の種類いくつ知っていますか?」で紹介してくれていますのでぜひ参照してみてください。

Cordovan

馬の革はあまり見かけないんですが、レザーの中でも特殊なコードバンという革があります。

農耕馬のお尻にほんの少しだけ存在するコードバン層という希少な素材からできた革をコードバンと言います。

希少なのもあると思いますが、お高いんですのよ。

 

見た目も変わってるんですよね。

独特の見た目と手触りがあります。

主観ですが、現物を見て触れないとわからないギュッと詰まった”密度”があるんです。

見た目も手触りもなんだか高密度な感じがするんです。

革のダイヤモンドなんていう二つ名もありますが、うまいこというなぁ。って感じです。

Goat Leather

ヤギ革もそんなに見かけることは少ないかもしれません。

ヤギ革の特徴は軽さです。

軽いってことはさっきのコードバンとは逆に密度が低いってことですね。

実際、革の肌理(きめ)も大きいです。

 

あと、お安いんですのよ。

見比べると違うんですが、牛革と似たような見た目なのに安いのが特徴です。

 

経年変化

革は使っていると様子が変わってきます。

多少伸びたり、色味が濃厚になります。

↓劇的ビフォー〇フタ―↓

左が新品、右が1年間使ったもの。

まず同じ革に見えない(笑)

 

こんな具合に”味が出てきます”

 

新品の時の真っ赤もきれいだし、経年変化後の紅色も深みがあるかっこいい色。

見た目が変わるので飽きないですよ。

写真の革は栃木レザーというヌメ革です。
詳しくは、「今キテる!栃木レザーの世界。」で紹介しています。

エンボス加工(型押し)

特徴

その名の通り革に高温のプレスをかけて模様を施す。

人工的な模様がつき、見た目が変わります。

 

本来革は水や傷、よごれに弱いです。

ところが型押しを施すとキズが付きにくくなり、撥水性も上がります。

 

また、型押しした革は経年変化がほとんどありません。

左が新品、右が1年半くらい使ったもの。

色味の変化もかなり小さいですよね。

手触りはなめらかになって柔らかくなる感じです。

新品の時の見た目を損ないたくない。という場合にはもってこいというわけです。

まとめ

選ぶときの一番大事なのはフィーリングだと僕は思っています。

やっぱり手に取ってみて気に入ったものを選んだ方が愛着も湧くし、何より使ってて嬉しいってもんです。

プレゼントで他人にあげるときでも、フィーリング重視でいいと思います。

 

この記事で書いてきたことは、これかこれで迷ってんだよなぁ。という時に決断する指標であったり、実用面に重点を置いて商品を探す時の絞り込みに役立ててもらえるといいと思います。

自分にあったものを選んで

気に入った革製品を使うことのちょっとした楽しみ、感じてみてください。

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